信州は雪国です。
長い期間、真っ白に覆われた雪の中で暮しています。
だからこそ、春が待ち遠しいのです。
3月になり、雪が解け始めたころに、雪の下から小さな花が顔を見せてくれた時には本当にうれしいもんですよ。
だから我が家では花壇を作りました。
四季折々の花を楽しみたくて。
季節の移り変わりを目で確かめられるように。
花が咲き。庭が色づく春が毎年楽しみです。
雪が解けたころに少しでも花壇が色づくようにと、2006年の暮れにパンジーとビオラを植えておきました。
それと、一足早い春を感じたくてスノードロップも・・・。
これらの花たちが、この年の3月から4月にかけて本当にきれいに咲いてくれました。
そして、その後にはチューリップ。ムスカリ。水仙・・・と次々に咲く花たちを見るのが毎日楽しみでした。
大きな花壇を作ると手入れが大変かと思い、小さめの花壇をいくつも作って、色々な花たちを分けて植えてみました。
季節の流れや色合いなどはわからずに、適当に振り分けてしまったので、ところどころ花の季節が重なってしまったりもしましたが、それでも一年充分に楽しむ事ができました。
友達も、我が家の花を見に来てくれましたよ。
昨年は、春にパンジーやビオラがきれいに咲いていましたが、昨年の暮れは他の事が忙しくて手が回りませんでした。
だから、今年の春は少し淋しげ・・・・。
でも、今年もスノードロップがまずはじめに咲いてくれました。
そしてジュリアン・・。この花は、もともとこの庭に自生していたものです。
チューリップも芽を出しました。
気がつくと、あちらこちらに花が咲いています。
華やかさはないですが、でも春の訪れを感じられる花たちです。
「今年も春が着たんだな・・・」と思うと、何だか嬉しくなりますよ。